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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

昭和59年~昭和55年(1984年~1980年)

  • 「タイトル」をクリックすると、事象進展図(事故内容を簡潔に模式図で示したもの)(PDF版)をダウンロードできます。
  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。

昭和59年(1984年)

No. 発生日 タイトル 詳細 添付
173 1984/11/19 LPG供給センターでタンク群の大爆発 1984年11月19日、LPG供給センターの供給配管が突然破裂した。タンクに延焼が拡大し、次々にタンクが破裂、構内全体に火災が拡大し、上空600mに達するファイアーボールが発生した。 また爆風によって10km離れた民家の窓ガラスが割れ、タンクの破片は3km四方に飛散した。LPG12,000KL … PDF
153 1984/7/23 流動接触分解装置吸収塔の補修溶接部の破断による漏洩、爆発 1984年7月23日、運転員が接触流動分解装置(FCC)の吸収塔で溶接線に亀裂が入り、ガスが漏洩しているのを発見した。同時に計器室で塔圧力低下の警報が鳴った。緊急停止操作に入る前に最初の爆発が起こり火災となった。 1回目の爆発は周辺の設備、タンクに被害を与え、周辺も火災となり、LPGタンクが … PDF PDF
57 1984/6/4 重油タンクの補修工事中、洗浄不完全から残留油分の火災 1984年6月4日、重油タンクの補修工事で屋根板の一部を溶断後に火災が発生した。一旦鎮火したが火災が再燃したため公設消防へ通報した。自衛消防、公設消防の消火活動により16時3分に鎮火した。
19 1984/5/17 重油水添脱硫装置バルブ溶接部欠陥による破断および軽油飛散 1984年5月17日、運転員が現場巡回中、原料油張り込み配管の差圧調整弁下流の計器取り出しバルブ付近にてガス臭を感じた。直ちに計器室に連絡後、原因追及のため点検を実施中、当該バルブ本体溶接部が破損し、水素および重質軽油が噴出飛散した。直ちに緊急停止操作を行うとともに、市消防、自衛消防に連絡した。幸 … PDF PDF
237 1984/3/8 製油所の冷却塔でガスの爆発およびタンク火災 1984年3月8日5時42分、運転員が爆発音を聞き貯蔵タンクヤードの火災を発見した。火災は原料ナフサタンク2基、航空機燃料タンク1基であった。自衛の消防車は爆発の被害を受けたため使用できず公設消防、近隣の会社、海軍などの協力で消火活動を行なった。 3日後の11日10時30分、燃料を燃やし尽くして … PDF

昭和58年(1983年)

No. 発生日 タイトル 詳細 添付
152 1983/8/30 原油タンク浮屋根上への漏洩によるタンク火災 1983年8月30日、作業員がフローティングルーフ型原油タンク(96,000KL)周辺に火災を発見し、警報を発令した。消火活動を開始したがタンク屋根の亀裂が拡大し、火災になった。泡消火開始によりスロップオーバーが生じ、その後2回のボイルオーバーが発生し、タンクに亀裂が入り、防油堤に洩れ全面火災とな …
243 1983/1/6 油槽所のガソリンタンクがオーバーフローし火災 1983年1月6日、テキサスの基地からパイプライン経由で油槽所のタンク67にスーパーガソリンを受け入れていた。23時50分、オペレーターがタンク67の通気口からオーバーフローをしているのを発見し、基地からの送油は止められた。 1月7日0時頃、漏洩したガソリン蒸気が拡散し、油槽所にあるドラム缶清掃 … PDF

昭和57年(1982年)

No. 発生日 タイトル 詳細 添付
288 1982/12/19 燃料タンクボイルオーバーによる火災 発電所の燃料油タンクで4万KLのタンク容量に1万4千KLを貯蔵していた。油温が引火点以上なので冷却してたが、非安全型のライトをオペレーターが使用して油温を測定に行った時に爆発し屋根板など吹き飛び、全面火災になった。タンクは丘陵地にありアクセスが悪く消防士、ジャーナリスト、見物人などはタンクから30~ …
220 1982/7/18 ブタジエン製造装置の特殊継手が脱落し火災 1982年7月18日、ブタジエン製造装置のグリーンオイル塔リフラックスドラムの水切りラインに取り付けた特殊継手が脱落し、ブタジエン、ブチレンガスが放出し火災が発生した。 火災は泡放射および冷却注水活動により約2時間後にプラントの一部を焼き鎮火した。人への被害はなかった。 PDF PDF PDF
56 1982/3/31 重油直接脱硫装置配管の水素侵食による漏洩・破裂・火災 1982年3月31日、重油直接脱硫装置の定常運転中に、反応塔出口から高圧分離槽への主配管につなぎ込まれていた安全弁下流配管からプロセス流体が漏洩後、配管が破裂し火災となった。公設消防、自衛消防等の消火活動により23時39分に鎮火した。運転員5名死亡、3名重傷、同装置は甚大な被害を蒙った。 PDF PDF

昭和56年(1981年)

No. 発生日 タイトル 詳細 添付
75 1981/12/16 コーンルーフタンクで灯油相当留分のサンプリング作業中爆発 1981年12月16日、可燃性混合気を気相部に形成しないはずのプロピレン4量体(PT=プロピレンテトラマー)タンクにおいて、屋根上から採取器でサンプリングを行ったところ、採取器に帯電した静電気により爆発した。付近で作業中の従業員が発見しコントロール室に連絡、119番通報した。自衛消防隊、共同防災隊 … PDF PDF
233 1981/8/20 ナフサタンクと隣接タンク7基の大規模火災 1981年8月20日、配管区域で発生した火災がナフサタンクに燃え移り大火災となった。火災は隣接するタンクへ次々に延焼し拡大、約6日間燃え続け、25日22時30分に鎮火した。この火災により1名が死亡、8基のタンクが大破した。 PDF
170 1981/5/10 LPG回収装置でドレンアウト作業中ブタンが漏洩し火災 1981年5月10日、オペレーターがLPG回収装置、苛性ソーダフィルタードラムのドレンアウトをしているときに、ブタンが噴出し火災となった。全プロセスの緊急停止を実施した。 火災は激しく50mの高さに達する炎が発生した。17時7分に消火活動が始まり、19時2分に鎮火した。LPG回収装置、フレアー・ … PDF PDF
161 1981/4/18 ナフサタンクに落雷し全面火災 1981年4月18日、落雷によりナフサ貯蔵タンクの上部より火災が発生した。10分後にはタンク全周のリング火災となり、次にタンク全面火災、流出油の防油堤内外火災へと進展した。 直ちに消防局に通報し、工場消防隊、市消防隊、軍および港湾局が出動して消火活動をした結果、16時間後の17時48分ナフサは … PDF PDF PDF

昭和55年(1980年)

No. 発生日 タイトル 詳細 添付
18 1980/4/1 接触水添脱硫装置の気密試験中の反応塔破裂 1980年4月1日、灯軽油接触水添脱硫装置の定期修理を終了し保安検査を受ける準備として窒素ガスによる気密試験を実施していたところ、反応塔が破裂し本体は塔内充てん物とともに飛散し、反応塔周辺設備や事業所外の民家に被害を生じた。幸い火災や人災事故はなかった。 PDF PDF