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一般財団法人 石油エネルギー技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

平成13年(2001年)

  • 「タイトル」をクリックすると、事象進展図(事故内容を簡潔に模式図で示したもの)(PDF版)をダウンロードできます。
  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。
No. 発生日 タイトル 詳細 添付
89 2001/12/21 船のホースと桟橋の接合フランジ部よりA重油漏洩 2001年12月21日、A重油1,100KLを海上受入中、マリンゴムホースの桟橋側フランジ部より霧状に飛散して一部が海上に流出した。119番通報するとともに海上にオイルフェンスを展張し、吸着マット等を使用して油回収し、13時11分頃処理を完了した。
9 2001/12/17 移送配管のドレンノズル腐食による原油漏洩 2001年12月17日、原油タンク開放のため、C重油落油(ランダウン)配管を使用して、原油のタンクシフト(液頭圧による移送)を実施中に、当該タンクをパトロール中の従業員が配管のドレン抜き近辺で原油が洩れているのを発見し、直ちに応急措置として腐食穴部に木栓を打ち込み漏れを止め、C重油落油(ランダウン … PDF
10 2001/11/24 軽油脱硫装置製品抜き出しポンプ潤滑不良による火災 2001年11月24日、軽油脱硫装置製品抜き出しポンプ近辺の警報器が鳴り、監視カメラで火災が発生したのを確認したので装置を緊急停止した。直ちに自衛消防、市消防に連絡し、消火活動を実施して15時25分鎮火を確認した。 PDF
91 2001/10/25 ボイラーの重油ストレーナドレンバルブより漏洩し海上流出 2001年10月25日、燃料油タンクからボイラーにC重油を供給するポンプストレーナを清掃後、ストレーナ下部のドレンバルブ(口径20mm)を開放したまま燃料油の導入を再開した。 そのため、ドレン配管から燃料油がオイルピットに流れ込み、約9KLがオーバーフローして構内道路を伝い雨水排水溝に流れ、微 …
142 2001/7/17 アルキレーション装置硫酸貯蔵タンクの爆発火災 2001年7月17日、硫酸貯蔵タンク(第393)屋根上の通路を修理作業中の溶接・溶断の火花が、使用済み硫酸の貯蔵タンクの引火性蒸気に引火、爆発し、タンク底板と側板が外れ硫酸が流出した。火災は1時間半続いた。 隣接するタンクの内容物も流出し、工場内及び構外の河川に達し、多くの魚や水中生物が被害を …
8 2001/6/29 排煙脱硫装置脱硫塔のポンプ不調による脱硫塔内部品の火災 2001年6月29日、ガスタービン発電設備の排煙脱硫塔先の煙突から黒煙が上昇しているのを発見し脱硫塔冷却のため散水したが、脱硫塔の充填物(ポリプロピレン)が発火し火災となった。直ちに自衛消防、共同防災組織、市消防に通報し消火活動を実施し19時37分鎮火した。 PDF PDF
88 2001/6/27 原油タンク底板アニュラ板部よりの原油漏洩 2001年6月27日、50,000KL屋外貯蔵タンクのアニュラ板(底端板)防食用雨水シールと基礎との境目8箇所から原油の滲み漏れが発生し、タンク残液の移送終了までの間に8KLが漏洩した。 隣接タンク等への緊急移送、漏洩油の堤外汲み取り作業をし、自衛消防・共同消防による放水体制、土のう積みによる … PDF
87 2001/5/29 常圧蒸留装置のエアフィンクーラーのチューブが破断し漏洩 2001年5月29日、定常運転中の常圧蒸留装置で、エアフィンクーラーのチューブ1本が外面からの腐食減肉により破断し、チューブ内を流れるC重油が漏洩した。関係先および消防に通報し、漏洩油は同日中にほぼ全量回収された。
168 2001/4/16 飽和ガス精製装置脱エタン塔オーバーヘッド配管の浸食/腐食による破裂・爆発・火災 2001年4月16日、日量3万バレルのガソリン、プロパン、ブタンを分離する、飽和ガス精製装置(SGP)脱エタン塔のオーバーヘッド配管が破裂、巨大ガス雲を発生し、二度にわたる大爆発が起きた。 火災は21時1分に鎮火した。この事故により従業員1名がガラス破片で負傷、周辺住民2名が軽傷を負った。爆発 … PDF PDF
86 2001/3/2 陸上出荷配管の圧力計取出し配管が折損し重油漏洩 2001年3月2日、パトロール中の従業員が、ポンプ室近くのA重油陸上出荷配管(8B)の圧力調節弁用計装取出し配管(1/2B)が折損し、A重油が漏洩しているのを発見した。 直ちに取り出しバルブを閉止し、制御室に連絡をするとともに消防機関にも通報し、初期防除作業に当った。 PDF