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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

平成22年(2010年)

  • 「タイトル」をクリックすると、事象進展図(事故内容を簡潔に模式図で示したもの)(PDF版)をダウンロードできます。
  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。
No. 発生日 タイトル 詳細 添付
596 2010/12/10 原油配管のエアーベント配管が外面腐食により原油流出 2010年12月10日14時50分、屋外タンクから常圧蒸留装置に原油を送油中、原油供給配管に付属した空気抜きのためのエアーベント配管から原油が流出しているのを検査員が発見した。
595 2010/9/30 荷役中にベーパー回収ホースが破断しベンゼンの流出 2010年9月30日22時56分、桟橋においてベンゼンをタンカーに積み込み中、ベーパー回収ホースが破断し、ベンゼンが甲板上に流出した。
594 2010/8/29 クリンカーの堆積によるボイラーバーナー部での発火 2010年8月29日0時30分、事業所内のボイラーのバーナー付近で定期巡回中の運転員が炎と黒煙を発見した。スチームの吹き付け、送風冷却、窒素ガス投入により鎮火した。
593 2010/7/20 接触改質装置反応塔入口配管の分岐配管接続部からの水素漏洩、火災 2010年7月20日13時24分、反応塔付近でスタートアップのための作業をしていた従業員が、入口側主配管と硫化水素注入用配管との接続部付近から炎が出ているのを発見した。出火箇所の配管を覆っている保温材を解体して調査したところ、接続部の溶接線直近に割れ開口部が発見された。
592 2010/7/13 浮き屋根式タンクのルーフサポートの隙間からのナフサ流出 2010年7月13日7時0分、定時巡回中のパトロール員が浮屋根式屋外タンク貯蔵所の周囲に油膜を発見した。タンク内のナフサが漏れ出し、ルーフドレンを経由し、防油堤内に流出した。
591 2010/7/12 未洗の重質ナフサ配管の腐食によるナフサの流出 2010年7月12日8時20分、従業員が当該配管付近で油の臭気に気づき、側溝で油膜を発見した。周辺を点検し、当該配管からの漏れを確認したため、当該漏れ箇所にバンド巻き処置を実施した。
590 2010/7/11 重油調合装置の配管のフランジ部分から重油の流出 2010年7月11日8時37分、重油調合装置内のバルブと配管を接続するフランジ部より、重油が流出した。
589 2010/6/1 ストリッピングスチーム導入バルブのグランド部から軽質灯油が流出し、保温材に浸透し自然発火、火災 2010年6月1日19時48分、常圧蒸留装置軽質灯油分留塔の液面上昇により、ストリッピングスチーム導入バルブに軽質灯油が流れ込み、グランド部から軽質灯油が流出した。液面低下動作を行ったところ、軽質灯油が発火点に達し、発火した。
588 2010/5/9 原油移送ポンプ吸い込み配管の腐食による原油の流出 2010年5月9日8時30分、原油移送ポンプ吸込み配管より原油の流出を確認し、配管開孔部に栓打ち及び配管の縁切り処置を実施した。
587 2010/4/14 加熱炉バーナー周りでの火災 2010年4月14日4時43分、減圧蒸留装置の運転操作中に加熱炉下部バーナー周りで油垂れが発生し、バーナーボックス外部で火炎を確認した。
537 2010/4/2 ナフサ水素化脱硫装置反応塔出口熱交換器の破裂による火災爆発 ナフサ水素化脱硫装置反応塔エッフルエント熱交換器のシェルが水素アタック(HA)により破裂し、ナフサ、水素の混合物が漏洩し火災・爆発となった。この事故により、作業中のオペレーター5名が死亡した。
586 2010/1/20 ルーフデッキ上のヘアークラックからの灯油滲み 2010年1月20日15時55分、点検員が3ヶ月点検を実施していたところ、タンクルーフデッキのスティフナーリングにヘアークラックを発見し、滲む程度の灯油の流出を確認した。