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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

昭和63年(1988年)

  • 「タイトル」をクリックすると、事象進展図(事故内容を簡潔に模式図で示したもの)(PDF版)をダウンロードできます。
  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。
No. 発生日 タイトル 詳細 添付
301 1988/12/25 常圧残渣油を受け入れ中にタンクの側板が破壊 常圧蒸留装置から常圧残渣油を受け入れ中のタンク837(15,000m3)が突然破壊し、その油の流出の勢いで同じ防油提内のタンク3基が破損した。 流れ出した油は4基のタンクで13,500m3になり防油提から溢れ、配管施設エリアを汚染した。火災および地域への環境被害はなかった。
215 1988/10/10 ブタジエン製造装置精留塔の空気置換時に塔内火災 定期修理のためブタジエン製造装置を停止し、1988年10月7日から第2精留塔のスチーミング、次に窒素ガスによる置換と冷却をした。 9日にマンホールを開放し塔底から空気を吹き込み空気置換を始めた。10日1時15分に1回目、1時45分2回目の爆発音が聞こえ原因究明を進めていた。2時5分3回目の爆発音 … PDF
290 1988/7/6 パイパー・アルファ・プラットホームの火災 この施設ではライザーからのガスとオイルを分離し別々のラインで製品を陸地に送っていた。その移送ポンプが故障し分離プロセスの液面が急上昇してきたので、逆流させて液レベルを下げようとした。しかしポンプは再起動せず、使用中止になっていた予備ポンプを作動させた。オペレーターは使用中止ではあるが工事には入ってい …
95 1988/5/22 減圧留出油脱硫装置の熱交換器注水ノズルより漏洩火災 1988年5月22日、減圧留出油脱硫装置の反応塔下流にある熱交換器出口配管の3B水注入ノズル部ティー管に穴があき、内部流体が噴出し静電気によって着火炎上した。 直ちに公設消防に通報、火勢鎮圧後、可燃性ガス等を燃焼させ、翌5月23日1時38分鎮火した。 PDF PDF
155 1988/5/5 流動接触分解装置脱プロパン塔のオーバーヘッド配管破損・漏洩・爆発 1988年5月5日、流動接触分解装置(FCC)脱プロパン塔の高さ17mに位置するオーバーヘッド配管の8B管エルボ部が突然破損した。開口部から炭化水素が漏洩し蒸気雲を形成した。破損の30秒後に着火、蒸気雲爆発が発生した。 その後火災となってFCC地区一帯が激しく燃え、住民4,500名が6時間避難し …
26 1988/3/18 残油接触分解技術実証化装置における高圧水素の逆流による槽の爆裂火災 1988年3月18日、減圧残油の接触分解実証化装置の停止作業中、原料油張込みポンプの出口圧力が低下し、反応系の高圧リッチガスが逆流し、冷却油受槽のマンホール付近から油が流出し、その後、原料油受槽が破裂、火災となった。直ちに装置の緊急停止を行なうと同時に自衛消防、市消防に通報し消火活動を行い14時2 … PDF
302 1988/1/23 LPG回収装置のフランジからガスが漏洩し火災 LPG回収装置の脱プロパン塔張り込みポンプの入口フランジからガスが漏洩した。ガス雲を形成し漏洩箇所から50m離れたガス分離塔の上で着火し火災となった。ガス雲の爆発を避けるため装置からの漏洩が止まるまで火災は消火しなかった。
245 1988/1/2 タンクの脆性破壊により河川に大量の軽油流出 1988年1月2日、油槽所で突然雷のような轟音が30秒間続き、タンク内のディーゼル軽油が噴出した。全量14,600KLの内2,900KLが防油提を超え近くの川に流れ込んだ。タンクの側板は縦に2つに割れ、噴出した反動で底板を残し30m移動した。 人の死傷はなかったが、河川の汚染は深刻で、飲料水の …