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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

各 位

2024年11月29日

一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター

 

分析装置(液体クロマトグラフ/飛行時間型質量分析装置)の導入について

 

 一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター(本部:東京都江東区、理事長:宮田 知秀、以下「当センター」)は、新たに最新鋭分析装置「液体クロマトグラフ/飛行時間型分析装置(LC-TOF MS)」を基盤技術研究所内に導入いたしました。

 本装置は、複雑な混合物を液体クロマトグラフ(LC)で分離し、分離された成分を精密質量分析計で検出・識別(TOF-MS)する装置であり、従前の装置よりも広範囲の分子量測定や構造推定が可能となります。

 当センターは、重質油原料の成分分析を目的とした「フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計(FT-ICR MS)」を保有しておりますが、本装置導入により、重質油原料から低炭素原料まで幅広い原料油の成分分析が可能となります。

 これにより、現在構築を進めている重質油原料から低炭素原料までの成分情報を含むデータベースを拡充することや関連する技術の開発が促進されるものと期待しております。

 当センターとしては、こうした最新鋭の分析機器の導入利用を通じ、カーボンニュートラル社会の早期実現に向けた取り組みを加速していきます。

 

<LC―TOF MSの外観>

 

〈本件に関するお問い合わせ〉                                                         
一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)
総務部(渡辺・熊田)(TEL:03-5534-5860)