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日本の自動車排出ガス対策と大気環境の現状

日本における自動車排出ガス対策と大気環境の現状をここに紹介します。

自動車の排出ガス規制の推移

大気汚染防止法の規制により、ガソリン車、ディーゼル車からの排出ガスは飛躍的に浄化されてきましたが、2005年を目処に更に厳しい規制の導入が検討されております。

ガソリン乗用車の排出ガス規制値の推移ガソリン乗用車の排出ガス規制値の推移

大型ディーゼル車の排出ガス規制値の推移大型ディーゼル車の排出ガス規制値の推移

シャシーダイナモによる排ガス試験
シャシーダイナモによる排ガス試験

自動車用燃料品質

自動車用燃料品質自動車用燃料品質についても、これまで種々の対策がとられてきました。

  • 1996年以前の対策
    1975年 : レギュラーガソリンの無鉛化
    1986年 : プレミアムガソリンの無鉛化
    1976〜1992年 : 軽油の段階的低硫黄化
    (1.2%→0.5%→0.2%)

  • 1996年からは大気汚染防止法により更に厳しい燃料の品質規制が開始され、それに対応しております。

大気汚染防止法による許容限度(1996年以降)
ガソリン 検出されず
硫黄 0.01mass%以下
ベンゼン
(2000年1月1日以降)
1vol%以下
MTBE 7vol%以下
軽油 硫黄
(1997年7月1日以降)
0.05wt%以下
セタン指数 45以上
T90 360度C以下

大気環境の状況

・大気環境の状況
自動車、燃料ともに厳しい規制に対応しておりますが二酸化窒素、浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準の達成率が低い水準で推移しており、光化学オキシダントは達成率が極めて低い状況にあります。

環境白書より作成
環境白書より作成

さらなる対策の必要性

車両台数と燃料消費量が増加しているので、よりよい大気を実現するための自動車術と燃料技術のさらなる開発が必要とされています。

・自動車台数と燃料消費量の推移
日本では自動車保有台数の増加が著しくなっており、それに伴い自動車用燃料消量も増え続けております。

自動車台数と燃料消費量の推移1 自動車台数と燃料消費量の推移2
出典:日本の自動車環境対策(環境庁、平成11年3月)

・NOxの発生源別寄与割合(1994)
日本全体のNOx排出におけるガソリン車、ディーゼル車の寄与率は2割程度と比較的小さい比率ですが、大都市圏に限ると4割程になります。

NOxの発生源別寄与割合(1994)
出典:日本の自動車環境対策(環境庁、平成11年3月)